ハチ高原ヒルクライムって何?!

ハチ高原ヒルクライム

養父市、ハチ高原、そして但馬の新たなコンテンツとしての『ハチ高原ヒルクライム2019』はオープニングイベントとして2019年11月16日(土)、17日(日)に開催し、無事に終了することができました。
そのイベント当日の様子については別の記事でレポートします。
ここではハチ高原ヒルクライムや養父市、ハチ高原についてのお話です。

ハチ高原って、どこにありますか?

ハチ高原と聞いて関西の方であれば確実に冬になれば関西屈指、西日本でも有数のスキー場として利用される場所なので、多くの方にはゲレンデとして馴染みがあるのではないかなと思います。
ハチ高原は兵庫県、岡山県、そして鳥取県にまたがる山岳地帯の氷ノ山後山那岐山国定公園と兵庫県北部にある兵庫県立の但馬山岳県立自然公園に属し、兵庫県養父市に位置する高原です。

標高は800mあたりで真夏の時期でも比較的に涼しく、緑豊かなエリアです。
林間学校、合宿、研修などの団体利用が多く、パラグライダーやキャンプ、登山、冬はスキー、スノーボードと豊かな自然の中で様々な楽しみ方ができる高原リゾートエリアです。

ヒルクライムって、何?

さて、ハチ高原ヒルクライムはココ、ハチ高原を舞台に開催されるヒルクライムですが、そもそもヒルクライムって何でしょうか?

ヒルクライムは”hill(丘)”+“climb(登る)”で、そのまま“丘を登る”ことですが、それをスポーツ化したとイメージしてもらえれば良いと思います。
主に自転車、クルマでのヒルクライム競技が世界各地で開催されています。

有名なヒルクライムスポーツとしては、“パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(Pikes Peak International Hillclimb)”があります。
アメリカ、コロラド州にあるパイクスピークは北アメリカ大陸のロッキー山脈の山の1つで、ここを舞台に毎年アメリカ独立記念日の前後、つまり、7月4日前後に開催され、多種多様なクルマ、バイクが参加しています。

ハチ高原ヒルクライムって!

クルマでのヒルクライムスポーツとして開催されるのが、ハチ高原ヒルクライムです。
ハチ高原ヒルクライムとして、ハチ高原のどこを走るのかというと、但馬アルペンロードと呼ばれる公道です。
この公道の一定区間を警察の許可を得て、様々な関係各所と協議の上、道路封鎖して、多種多様なクルマで駆け上がるのです。

ハチ高原ヒルクライムはスタート位置の標高が639m、ゴール位置の標高が840m、標高差は141m、距離は2.5km、多彩なコーナー、そして、緩めの逆バンクもあるコースで、クルマの操作を楽しみながら走行できます。

別宮の大カツラから棚田を望む!

コースとなる但馬アルペンロードの封鎖区間には別宮の大カツラ(べっくうのおおかつら)と呼ばれる名所があり、そこを背景に雄大な棚田を望むことができ、ワインディングコースを走行しながら、雄大で豊かな自然も楽しめます。
別宮の大カツラは樹高27m、株の周囲14m、枝張りの直径24mあり、兵庫県指定天然記念物です。

ちなみに大カツラとして名所になっているのはハチ高原ヒルクライムとしてのコース内にある別宮の大カツラの他、ハチ高原の北側に位置するエリア、通称、ハチ北にも兎和野の大カツラ(うわののおおかつら)と呼ばれる名所もあります。
ハチ北はハチ高原の北側に位置していることから、ハチ北と呼ばれるエリア(行政区は香美町)で、ここも冬はゲレンデとして多くのスキーやスノーボード客に楽しまれている場所です。

次回は但馬アルペンロードを駆る多種多様なクルマが参加するハチ高原ヒルクライム2019についてのレポートです!




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